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不妊症とは


不妊とは、避妊をしていないのに、1年以上赤ちゃんを授からない状態のこと。原因は、ご夫婦によって様々です。

● 不妊症の定義

 不妊症とは、一定期間避妊をせずに夫婦生活(性生活)を持っているにも関わらず妊娠しない状態をいいます。日本では、その期間は“2年以上”とされていましたが、最近では欧米同様“1年以上”妊娠しなければ不妊症として対処するのが一般的になってきました。確かに以前は、夫婦10組に1組といわれていた不妊症ですが、近年は晩婚化の影響もあって一説には6、7組に1組といわれるまでに増加傾向にあります。
 不妊症は、いわゆる頭痛や腹痛と同じく、症状(状態)を差す言葉ですので、その原因や重症度はご夫婦によって様々なのです。

● 妊娠しないのには、きっとワケがある

 なぜ、1年(2年)妊娠しないと不妊症と定義されるのでしょうか? 実は、子供を望んで避妊をせずに夫婦生活を続けると、半年で約60%、1年では約80%、2年では約90%、つまりほとんどの夫婦が妊娠するという統計データがあるのです。つまり、1年(2年)できなければ、二人にはなんらかの妊娠を妨げる原因があると考えるべきなのです。

 不妊症は、一つの原因からなる疾患ではなく様々な原因によって起こる“妊娠しにくい状態”です。昔から子供ができないと、その責任は女性だけに押し付けられてきました。ところが実際には、不妊に悩むカップルの半分は、男性側にも原因があるのだということを知っておく必要があります。

 女性側の問題としては、うまく排卵されない(排卵障害)、卵管の通りが悪い(卵管障害)、卵子をうまく卵管内にとり込めない(ピックアップ障害)、子宮内膜が着床しにくい状態(子宮因子)、子宮頸管粘液の出や質が悪い(頸管因子)などの不調が考えられます。
また男性側では、精子の数が少ない(乏精子症)、精子の動きがよくない(精子無力症)などの精液の不良がおもな原因になっています。