● 院長の山下正紀(やましたまさのり)です
私たちのクリニックを卒院されたご夫婦から、日々、赤ちゃんの誕生やその成長ぶりを伝える便りが届きます。お子さんの愛らしい写真をながめるひとときはつくづくうれしいもので、「ああ、この仕事をやっていて本当によかった」とはげまされる瞬間でもあります。
私が不妊治療医を目指したのは、京都大学産婦人科に入局して間もない1983年のこと。その年、日本ではじめての体外受精児が誕生したのです。我が子を抱きしめたくても、かなわぬ夢とあきらめていた夫婦にとって、それは大きな衝撃であり、新たな希望の扉を開く出来事でした。そして、ひとりの新米産婦人科医を生殖医療の道に駆り立てるにも、十分すぎる事件だったのです。早速、体外受精の基礎から学ぶべくオーストラリアに渡りました。帰国後の1986年には、舞鶴市民病院で近畿初のGIFT法による妊娠に成功。以来、同院や神戸市立中央市民病院で、不妊に悩むご夫婦のお力になりたい一心で不妊治療に携わってきました。
それまでの貴重な経験を生かすべく、1997年に山下レディースクリニックを開院。一般不妊治療から体外受精、顕微授精、そして凍結融解胚移植まで、あらゆる段階の不妊治療を手がけ、みなさまに信頼される不妊治療専門施設として着実に実績をあげてきました。おめでたに関わらせていただいたご夫婦は、2009年には4千組を超えました。ここ数年は、年間400組をこえるペースで成果が出ています。
| 1954年 | 京都府に生まれる |
| 1980年 | 奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局 舞鶴市民病院産婦人科医長に着任 |
| 1986年 |
オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む 同年 舞鶴市民病院にて近畿初のGIFT法による妊娠に成功 引き続いて体外受精にも成功し同院の生殖医療を確立した |
| 1990年 | 神戸中央市民病院に着任 産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる |
| 1997年1月 | 神戸三宮に山下レディースクリニックを開設 |
| 2004年1月 | 現所在地(神戸三宮 磯上通)にクリニックを移転 |
<資格・役員・所属学会>
