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一般不妊治療

HOMA-R(インスリン抵抗性)検査


● どんな検査?

 HOMA-R検査とは、以下の(1)〜(3)の『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』の傾向が見られる場合に実施している、インスリン抵抗指数(Homeostasis Model Assessment insulin Resistance)を測る血液検査で、健康保険が適応されます。

  • (1) 月経周期が長い、無月経、無排卵周期症などの月経異常
  • (2)ホルモン検査(基礎値)で、黄体化ホルモン(LH)が卵胞刺激ホルモン(FSH)よりも高値。もしくは血中男性ホルモン高値
  • (3)超音波検査で、卵巣表層に小さな卵胞が連なって並んでいるネックレスサインが確認できる

● いつするの?

 検査時期は選びませんが、採血の6時間以上前から絶食し、水分をとる場合は、水、お茶など、糖分が含まれないものに限定する必要があります。

● 何がわかるの?

 インスリンは、排卵機構において重大な影響を持つホルモンであることが知られています。ところが、PCOSの方の中には、インスリン抵抗性が高い方がみられます。すなわち、インスリンへの感受性が低いということになりますので、正常値とされるインスリンの量では血糖を下げきれないために、インスリンが分泌過多となり、間接的に排卵障害をまねくケースがあるのではないかといわれています。
 そこで、HOMA-Rの値が高かった方には、インスリン感受性薬剤のメトフォルミン製剤『グリコラン』を処方しています。効果は限定的ではありますが、無排卵だった方に自然な排卵がみられるようになったり、長かった月経周期が整ってきたり、排卵誘発剤への反応性がよくなったりするケースもみられます。

● これだけは受けておこう! −基礎不妊検査−

● さらに気になることがあるときには −精密不妊検査−